製品が出来るまでの過程
原料卵がラック・コンテナという形で入荷されてきます。入荷形態にはラックとコンテナの二通りがあります。ラック1台に4320個・コンテナ1箱に240個の卵が入っています。 |
ラックやコンテナに入っている卵はアメリカントレーという容器に入っており、それをエアーで吸い上げてラインに乗せます。アメトレ1枚には30個の卵が乗っかっています。 |
約50℃程度の殺菌水を卵にかけて、洗卵機内のブラシで卵の表面の汚れを洗い流します。 |
前検では、卵の殻が割れて中身が出てしまっているものや洗卵機で汚れが落ちなかったものを規格外卵として、選別します。 |
洗卵が終わった卵は乾燥機に入っていきます。乾燥機を通過することで、卵を乾燥させます。卵を乾燥させないと、表面に付いた水分が卵に悪影響を与えるためです。 |
本検では透光検卵を行なうことによって、卵内部の異常卵を目視で確認し取り除きます。また、目に見えないヒビも光を当てることにより目視で見ることが可能になります。 |
ヒビ検査機は卵の表面を叩くことにより、その音で卵にヒビが入っているかどうかを判別します。ヒビの入った卵は規格外卵として自動選別されます。 |
血卵検査機は卵に強い光を当てて、卵の内部異常を見つけることが出来ます。 |
オートパッカーにより、サイズ別に卵をパックに詰めることができます。また、DB用のマットも取ることが出来ます。他にも各サイズ以外にミックス卵なども選別することが可能です。 |
製造が終わって、製品庫に出てきた卵を各配送ルートごとにピッキングしていきます。この後、ドライバーがルート配送に向かいます。 |